吐きたいほど 愛 し て る
- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/01/20
- メディア: 単行本
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短編集、生理的ホラーとでも言うのか、最初の話から鳥肌が立つ、未だかつてこんなに気持ちの悪い人間が主人公となった小説は読んだことがない。食事中、若しくは食前食後には読まないほうが良いです。
でも、こういう人間って実在するんだろうな。
こんな人に目をつけられたら最期です…。
男たちの大和―YAMATO―
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2006/08/04
- メディア: DVD
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何故だか分からないけど、再生と同時にうるうる。オープニングは現代(たしか2002年)、大和ミュージアムとやらの映像と海底に沈む大和の船体、鈴木京香、此れの何処が泣けるんだと、泣けるんだよ、沢山の命を積んで沈んでいった大和の姿に。宇宙戦艦ヤマトだ?ふざけるなと、今になった漸く分かった。
大和を観た後に検索してみた、とあるブログに行き着いた、その人は「男たちの大和」というより「少年たちの大和」のすべきだった、と書いていた。その通りだと思った、成人した男より16〜7歳の特別年少兵と二十歳未満の青年たちの方が多かったに違いないから。
対戦シーン以外はずっと泣いてた。しゃくりあげて泣いてた、気分はもう「母」。
↑なんだか血飛沫が此れでもかってくらいに飛び散って、手足が千切れたり、逆につまらない。
松山ケンイチは「カメレオン」俳優だと思った。一部刈りの凛々しい少年。頭の形が凄くいい。此れで絶壁だったら100年の恋も冷める。
彼の周りにいる三人の大人たち優しい、そして三人の母達。キャスティングが素晴らしいと思った。
反町隆史と松山ケンイチは「蒼き狼」で親子として共演しているので、DVDになったら見ようと思う。
蟲師
- 作者: 漆原友紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/22
- メディア: コミック
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取り敢えず、世の中に出ているコミックスは全巻読みました。
飄々としているけれど、慈愛に満ちたギンコ。映画ではオダギリジョーがやってます。
何処から見ても「鬼太郎」ですけど。
ごてごてせず、飽きの来ない画、何処か懐かしい…。
日本人のココロの中に、「蟲の存在」は綿々と受け継がれているように思えます。
亡国のイージス(コミックス)
読了
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/02/04
- メディア: 単行本
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漫画&ドラマの「医龍」で知った「バチスタ」、只其れだけで手にした本。
医学用語とかバリバリ出てきておバカなヒカルには縁遠い本かと思えば実際には病院行った事ない人でも楽しめる本(意味不明)
「ロビン・クック+『白い巨塔』+阿部寛」に注目です。主人公「俺」の一人称を二枚目なのに三枚目な阿部寛を思い浮かべ、阿部寛の声で読むとハマリます。
一気に読めちゃいますが、最近ネット俳諧をし始めた(暫くしてなかった)&映画ばかり観てる、ため、一気には読めない。
観た映画の感想とかも書きたいけど…。
4ヶ月振り位にはてなダイアリの編集画面に入ったけど、また変ってるし、使い方分からん。
わしゃ、楽天が嫌いや。
読み終わりました。
Lと御手洗潔と古畑任三郎とホームズとコロンボをあわせて太ったゴキブリにした白鳥が出てきてから急展開。
心理戦なのか行き当たりばったりなのか、なんかむかつくけど憎めない。
此れで見た目もよければせめて御手洗潔くらいなら…、いやこのキャラは此れで良いのか…。
このコンビでシリーズ化されたらいいのに。
他にも医療ミステリを書いているみたいなので、其れも読むぞ。
メゾン・ド・ヒミコ
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/03/03
- メディア: DVD
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予備知識も何もなく単にオダギリジョーが出演してるからと借りてみたら、吃驚仰天ゲイ映画だった。ゲイのための老人ホームの物語です。若い人も居ますが行き場がないのかホームで暮らしてます。オダジョーの役は癌に侵されたホームのオーナーの愛人というか、恋人で、ホームの管理人。
資金繰りに困っているホームのために金持ちのエロジジーと寝たり、オーナーの娘(柴咲コウ)の上司(ノンケ)食おうとしたり。
でも、まったくゲイゲイしくない、其れなのに佇まい等が「同じ匂いの人だ」と思わせる。というか、「ゲイでしょ?」と。いつもホームに嫌がらせや悪戯をする中学生に凄むシーンは男っぽくてヌテキ!で、其の中学生のリーダー格、結局オダジョーが好きだったのね、ホームのイベントを手伝う少年の視線の先にはオダジョー。「二人くらいコッチの世界に引きずり込んだことあるし…」とのたまうオダジョーは何もせんでも中学生を引きずり込んだぞ。
少年は友達にカミングアウトしたのか、「もう、俺と遊びたくないって思うんならそれでもいい」という感じの科白もありで「ああ、棘の道がこの子の前に…」と思ってしまった。考えすぎだ。
映画は全体的に暖かく、観ていてもハラハラしない、でも、ゲイにとっては切実な問題でもある。「老後」のことどうしようかとか、年取る前に死のうかなとか。
なんかもう、Runaway...
写真は多分ヒミコのオダジョー
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パソコンが使えないのね、だから日記更新できないのね。体の具合も悪いのね。薬切れて何日もたつのね、しんどいのね、心臓が苦しいのね、死にそうなのね、止まりそうなのね。