ユメ十夜

ユメ十夜 [DVD]

ユメ十夜 [DVD]

夏目漱石の「夢十夜」を原作にしたオムニバス映画「ユメ十夜」の第十話が松山ケンイチ主演。監督は山口雄大、脚本漫☆画太郎。コメディーです。この監督には以前松ケンふられてます。可哀想に、オドオドしながら監督のところに行ったのに!振られてもめげずに再アタック、でも「ごめんなさい」されて…。其の映画が「魁!!クロマティー高校」で、松ケンは主役のオーディションでふられました。結局主役は誰だっけ、あ、「のだめ」の千秋様だ。
で、第十夜監督が主役のオファーに行ったとき「前に断ったこと怨んでて断られるかも」と思ったそうですが、あんたね、松ケンがそんなことするわけないでしょ「やっと一緒にお仕事が出来ますね、嬉しいです」ええ子や(鰤子や)。撮影に当たり参考に観てもらった映画がサム・ライミの「キャプテン・スーパーマーケット」

死霊のはらわた3/キャプテン・スーパーマーケット ディレクターズ・カット版 [DVD]

死霊のはらわた3/キャプテン・スーパーマーケット ディレクターズ・カット版 [DVD]

カルトすぎ、グロすぎ、そんなもん松ケンに観せるな。


でも、第十夜の松ケンも「はにゃ?」ってびっくりした。

感想は(其れを早く書け)松ケン可愛い綺麗ヌテキ。KBな女子は「生きてる資格なし」と思っている美青年「庄太郎」。パナマ帽と持ち手の部分に赤い薔薇(多分)が施された洋杖がお洒落、不細工な女が目の前を通ると舌打をしながら「なんで生きてんだよ」みたいな。で、不細工女撲滅に日々を費やし、其の傍ら見目麗しい女性にはサービスサービス。
そんな毎日を送る庄太郎の前に、美しい女が現れる。彼女に言われるままふらふらと付いていく庄太郎、女が営む豚丼屋でこの世のものとは思えない絶品な豚丼を食すことに(このあたり、テレビの「くいたん」のパクリなのでよく観て置くように、食いタンなのかクイタンなのかわかんない、気にするな)。
そして、豚丼を作る工程を見せてもらうと…、此処から庄太郎の地獄が始まります、食事しながら観ないほうがいいよ。

合言葉は「其れは俺のパナマ帽」


第十夜のほかに面白かったのは阿部サダヲ主演の第六夜、監督松尾スズキ。いきなりPCのモニターが登場し2ちゃんの書き込みのような科白が…(阿部サダヲ)。
科白は2ちゃん語、字幕が英語、ずる過ぎるラスト、このラスト!あなたも必ず「崩れ落ちる」。喪舞らもきっと詳細キボンヌだ罠、そんな喪舞ら漏れみたいにDVDをレンタル汁!そして庄太郎に萌ろ、これぞほんまのショタ萌〜。



キャプテントキオ

浅野忠信の抱きたい男「ウエンツ」主演、もうひとりの主役中尾明慶クンが今までと違ったイメージのちょいワルキャラをやっていてとても似合ってたので其の辺りは褒めてやろう。それと「いしだ壱成」久々に観たけど、いいよ、いいねぇ、流石だねぇ、予算があればオダギリジョーが演ってもOKな役どころ。今まで良いイメージがなかっただけに脱帽かも。
しょっぱなから北斗の拳」予算がないからなのか、其れとも意図的にしたのかわからないアニメーション部分。此れはやっぱ、北斗の拳意識してやったのかな。まあいい。
ウエンツの真っ白なブリーフ一枚の裸が観たい人にお勧め。浅野さんにも教えなくっちゃ!