最近読んだ本

ボンベイ・アイス

ボンベイ・アイス

インドのボンベイで起こったヒジュラ(去勢男子)殺人事件。えーと、あらゆる方面で痛い本だよ、ヒカルはおちんちんが痛くなりました。インドの文化って今ひとつわかりません。
この本に出てくるヒジュラの皆さんは「性同一性障害」だと考えていいのだと思いますが、日本とかアメリカとか所謂先進国と呼ばれる国々で行われる去勢手術とは一味違ったやり方。これは小説として面白みを与えるために創作された去勢方法かもしれませんが、読んでて痛かった。
麻酔無しでさー、呪文のようなものを唱えてトランス状態になったところでスパっとってアンタ・・・。
敢えてそういう去勢方法を行うことで何らかの才能というか力が神から与えられるとかそう言う感じで書いてあったけど、痛くて憶えてません。しかも大金を払って。医者じゃなくて同じヒジュラ(産婆、と呼ばれているのが意味深い)に・・・。

ボンベイ・アイスってなんとなくカクテルっぽい名前だなーと、ボンベイサファイヤっていう綺麗なボトルのジンがあるでしょ。

黒い遊園地 (光文社文庫)

黒い遊園地 (光文社文庫)

入院中に院内の売店で適当に購入。アンソロジーなので何処から読んでも良いし、つまらなかったら別の話を読めば良いし、とか、そう言うアレ。獲り合えず読了、面白いとかじゃなくて、活字を読みたかったというだけ。印象に残った話もなし。

シャーロック・ホームズ 東洋の冒険 (光文社文庫)

シャーロック・ホームズ 東洋の冒険 (光文社文庫)

此れも入院中に売店で。買っただけで実は読んでない。リハビリが忙しくて、横になっている時間もなくなったし、シャーロッキアンでもないヒカルにはシャーロック・ホームズパスティーシュ小説には食指が動きませんでした。買っておいて失礼なんだけれど。

入院中に。小児科病棟のデイルームに忍び込んで(;´Д`)。他にも大人の病棟では見ることのない絵本とか漫画(ドラえもんなど)とか色色ありましたが、小児科に見舞い客ならともかく病院配給のパジャマ着た大人の患者って(しかも車椅子)如何なものかということで其れきり訪ねることはありませんでした。
あ、あとねーボードゲームもあったなぁ、人生ゲームとか。ヒカルの居た病棟のデイルームには囲碁セットと将棋セットがありました。指している姿はついぞ見ませんでしたが。

ブラック・ジャック (1)

ブラック・ジャック (1)

手術の多い整形外科には必需品なのか、ブラックジャック。老若男女問わず人気の本は、全巻揃って置いてあったとは思えないですが、まとめて部屋に持っていく人も居るらしくて数冊しか読めなかった。部屋内で回し読み。