日本人のココロに響く?

アンジャニュウ

アンジャニュウ

k.d.ラングはどうやら「カントリー歌手」という分類になるらしい。
どういうのが「カントリー」なんだか実はよく分からないけれど、ウィリー・ネルソンがカントリーの大御所のひとり。
映画「ボディーガード」でホイットニーが歌う「I Will Always Love You」も元はカントリーの隠れた名曲で元々は男性が歌い、其れをドリー・パートンが歌い、更にホイットニーがゴージャスにカバーしたらしい。
男性の歌う元歌は映画の中で流れていたように思う。パートンの曲も聴いたことがある、
やたらとコブシの聞いた歌だと思った記憶があるので、カントリーって言うのは日本人の心である「演歌」のようなもの。
と、考えると、k.dってそうなの?と、ちょっと不思議に思う。コブシまわってないよな〜。
でも、彼女(というより「彼」といいたいヒカルですが)のライフスタイルとかそういうのはとてもカントリー。
カントリーな世界からちょっと離れている感じの「コンスタント・クレヴィング」という曲(アルバムのラスト)も、思うに日本人にとても受ける旋律なんじゃないかと思う。何度も聴くうちに「演歌の心」ぽいモノが感じられてくる。
テレサ・テンの「つぐない」とか思い出しちゃうし。静かに静かに歌いつつ溜めて溜めて「愛を〜償〜えば〜」或いは「コンスタントクレ〜ヴィ〜ング」とつなげて歌い上げるあたり、やはり演歌だと思う。
「I Will Always Love You」もそんなかんじだなーそう言えば。

「演歌なんて聴かないぜ!演歌ヘイト!ぺっぺっぺ!洋楽オンリー、ロックサイコー!!」とか言ってる人たち、君らのココロをぐっと掴んだ其の曲は「演歌的」ではないかい?